ドクターからメッセージ

治療医学では病人は減らない?!

16年間、大学病院で最先端の現代医療に取り組んできて、早期発見・早期治療が病人を減らすとずっと勘違いしていた。病気になったものをいくら早期に見つけても「がん」は「がん」。「高血圧」は「高血圧」。「糖尿病」は「糖尿病」だ。発見されるまでに10年間、病気はカラダの中で静かに進行している。だから、「がん」も「高血圧」も減らない。がん検診で今年OKは来年OKではない、という事実は衝撃的だった。

細胞を元気にする?!

現代医療発祥地の欧米では、50年以上前から予防医学が国策として研究されてきた。カラダを作っている60兆個の細胞を元気にすれば病気は防げる、という考え方である。家づくりに似ている。いい材料でいい職人が建てれば法隆寺のようないい建物ができる。廃材で適当に建てた家は「掘っ立て小屋」だ。隙間風、雨漏り、台風が来ればつぶれる。
細胞もいい材料でつくり、エネルギー代謝に必要な栄養素が十分あれば、元気のいい細胞になる。元気のいい細胞ができない限り元気なカラダになれないのはあたり前のことだ。日本人の食生活を調査すれば「掘っ立て小屋」細胞のカラダが多いことが分かる。これでは元気になりようがない。

わたしに何ができるか?

最近疲れやすい。眠れない。体調が悪い。手足が冷える。腰痛、膝痛、肩こり、アレルギー、花粉症、便秘、下痢、疲労感、不眠、憂うつ、物忘れ、気になる症状はある。でも健康診断や人間ドックの検査では「異常なし」「経過観察」…「なぜ??」
症状があるということは、細胞で「何か」が起こっているはずだ。細胞が元気じゃないとカラダは元気になれない。細胞のさまざまな元気度をチェックして、この「何か」を見つける。つぎはこの「何か」を改善するために具体的に「何をどうしたらいいのか?」を調べて、研究して、実践した。「なぜ??」に答えるシステムの研究開発に20年間取り組んだ結果が「Drセルフチェック」だ。

人を車に例えると

ブレーキのきかない車には誰も乗りたくない。当たり前のことだ。ブレーキがきかないと危ないだけではなく、大事故になる。誰もが予測できる。「ブレーキの調子が悪いけど、どうしますか?」と聞かれて「そのままでいいです。」の答えはありえない。
では「あなたは自分のカラダに何年乗っていますか?」「30年?」「40年?」「50年?」りっぱな中古車です。「整備はしていますか?」車では当たり前の整備だが、命をのせたカラダなのに整備もせずに乗っている。そして、近い将来、事故に遭遇する。
高血圧、糖尿病、心臓病、腰痛、不眠、慢性疲労、物忘れ、アレルギー、花粉症、喘息、冷え性、乾燥肌、うつ、脳卒中、心筋梗塞、ポリープ、がん。整備に遅すぎるなんてことはありません。まだ間に合います。自分のカラダの問題点を見つけて、いっしょにカラダの整備、開始しませんか!
かけがえのない命をのせている、あなたの大切なカラダですから。